平和祈念展示資料館では、戦争が終わってからも続いた労苦体験を、広く多くの方に知っていただくため、全国で展示会を開催しています。
今回は令和3年10月29日(金)から11月7日(日)の日程で、東京の国立施設である昭和館、しょうけい館と合同で展示会を開催します。

◆チラシPDF版は こちら

日 時2021年10月29日(金)~11月7日(日)
9:30~17:00
会 場松江テルサ テルサホール
(松江市朝日町478-18)
入場料無料
後 援島根県、松江市、島根県教育委員会、松江市教育委員会、朝日新聞松江総局、毎日新聞松江支局、読売新聞松江支局、産経新聞社、中国新聞社、山陰中央新報社、新日本海新聞社、島根日日新聞社、共同通信社松江支局、NHK 松江放送局、BSS 山陰放送、日本海テレビ、TSKさんいん中央テレビ、エフエム山陰、山陰ケーブルビジョン
協 力一般財団法人島根県遺族連合会および一般財団法人日本遺族会第4ブロック
ご来場の際には、皆様が安全にご観覧いただけるよう、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
※新型コロナウイルス感染予防のためマスク着用でのご来館をお願いします。
※本展は新型コロナウイルスの感染拡大状況によって、中止になる場合がございます。

昭和館 くらしにみる昭和の時代 ―島根展―
昭和館は、戦中・戦後に国民が経験した労苦を次の世代に伝える博物館です。
本展では戦争がもたらした苦難や昭和の人々のくらしぶりを、島根の実物資料や証言映像(オーラルヒストリー)を通して紹介し、地元出身の人物として永井隆と加納莞蕾を取り上げます。また、特設展示として島根大学によるパネル展示をおこないます。
昭和館の情報はこちら

しょうけい館 ―島根展―
しょうけい館(戦傷病者史料館)は、戦傷病者とそのご家族が戦中・戦後に体験したさまざまな労苦について知る機会を提供する施設です。
本展では、戦傷病者の「個人史」に焦点を当て、さまざまな困難を乗り越えて生きてきた姿を紹介します。
しょうけい館の情報はこちら

平和祈念展示資料館 平和祈念展in 松江 ~漫画と絵本で伝えるシベリア抑留~
平和祈念展示資料館は、さきの大戦における兵士、戦後強制抑留者、海外からの引揚者の労苦を広く知っていただくための施設です。
本展では、父親の抑留体験を描いた漫画『凍りの掌 シベリア抑留記』と、抑留者の支えとなった実在の犬を描いた絵本『氷海のクロ』という2つの作品を通し、抑留者の想いを伝えます。

【昭和館】版画 「茅乃の図」
作:加藤大道 原画:永井隆 昭和24(1949)年1月
【しょうけい館】銃弾の跡が残る軍帽
【平和祈念展示資料館】『凍りの掌 シベリア抑留記』
©おざわゆき/講談社
【平和祈念展示資料館】『氷海のクロ』
©北野美子・神津良子/郷土出版社
平和祈念展示資料館 (総務省委託)