戦争が終わったにもかかわらず、旧ソ連やモンゴルに連行され、何年も強制労働に従事させられた戦後強制抑留者たち、その総数は約57万5千人とも言われます。
戦後76年が過ぎ、彼らが自身の体験を語ることは難しくなっています。
本展では、実父の戦争・抑留体験を描いた漫画『凍りの掌 シベリア抑留記』(作・おざわゆき)と、抑留者の心の支えとなった実在の犬を描いた絵本『氷海のクロ』(文・神津良子 絵・北野美子)の原画を展示します。これらは、戦争の記憶が風化する中、戦争を体験していない世代の作家が、抑留者の体験を後世へ伝えたいという想いから生み出した作品です。
本展が、シベリア抑留を知り、戦争のことを考えるきっかけとなれば幸いです。

◆チラシPDF版は こちら

日 時2021年10月6日(水)~12日(火)
9:00~17:00
会 場九段生涯学習館 2階 九段ギャラリー
東京都千代田区九段南1-5-10
入場料無料
後 援千代田区
協 力昭和館、しょうけい館
※新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策を実施しています。状況により入場制限を行う場合や、開催中止あるいは期間短縮となる場合があります。ご来場前にホームページ等をご確認ください。

■■昭和館・しょうけい館との連携企画■■
九段生涯学習会館に近接している昭和館、しょうけい館では、この特別展示と連携した企画を実施します。

昭和館
ニュースシアターでシベリア抑留に関するニュース映画などを上映するほか、図書館では関連書籍の紹介コーナーを設置します。
※10月11日(月)休館
●昭和館の情報はこちら

しょうけい館
シベリア抑留を体験した戦傷病者の方の証言映像を上映するほか、手記などの関連図書を図書閲覧室で紹介します。
※10月11日(月)休館
●しょうけい館の情報はこちら
『凍りの掌』表紙(小池書院版)
©おざわゆき/講談社
『凍りの掌3』表紙(同人誌版)
©おざわゆき/講談社
『凍りの掌』表紙(講談社版)
©おざわゆき/講談社
『氷海のクロ』表紙
©北野美子・神津良子/郷土出版社
『氷海のクロ』本文挿絵 ©北野美子・神津良子/郷土出版社
『氷海のクロ』本文挿絵 ©北野美子・神津良子/郷土出版社