今回の企画展では、未公開の資料を中心に、戦争という時代と、その中を生きた人々が置かれた状況を映し出す数々の手紙を紹介します。
携帯電話やパソコンが普及する以前は、家族や友人との連絡には専ら手紙が使われました。
戦争中や終戦後においても、海外の戦場に送られた兵士、ソ連やモンゴルへ連れて行かれた抑留者、海外で帰国を待つ引揚者、身内の安否を心配する家族など、様々な人々の間を、多くの手紙が行き交いました。

日 時平成29年1月24日(火)~3月26日(日)
4月23日(日)まで延長
9:30~17:30 (入館は17:00まで)
休館日:2月5日(日)
    4月3日(月)、4月10日(月)、4月17日(月)
会 場平和祈念展示資料館 企画展示コーナー

この度、ご好評の声を多数いただいたため、3月4日(土)からは一部資料を入れ替えて4月23日(日)まで会期を延長することとしました。

◆主な展示資料◆
・1人で150通以上出した軍事郵便葉書
・終戦直前にやり取りされた書簡
・「軍神」西住小次郎戦車長の遺族が従軍カメラマン小柳次一氏に宛てた書簡
・辺見じゅん『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』のモデルとなった山本幡男氏の葉書
・抑留者の帰還にまつわる葉書
・満州開拓青年義勇隊の少年が日本の家族に宛てた葉書
・戦艦武蔵から出された書簡(※3月4日から)
・抑留者の解雇を留守家族に伝えた通知(※3月4日から)
・終戦の3週間前に召集された夫が妻に宛てた書簡(※3月4日から)
・朝鮮北部の収容所で亡くなった抑留者に関する書簡(※3月4日から)

関連イベント


■ギャラリートーク
開催日:2月4日(土)、2月19日(日)、3月4日(土)、3月19日(日)、4月16日(日)※追加
いずれも13:00~(約40分)
会 場:平和祈念展示資料館 企画展示コーナー

学芸員による展示解説を行います。
企画展の見どころや、展示資料にまつわるエピソードを紹介します。
※3月4日(土)は山本幡男氏のご家族を迎えてギャラリートークを実施します。

検閲で馬小屋に墨を塗られた
漫画家・斎藤邦雄氏の軍事郵便葉書
中国残留孤児と日本の実父との間で
交わされた書簡
赤紙を模した戦友会の案内状
馬淵逸雄元陸軍少将が
従軍カメラマン・小柳次一氏に宛てた書簡
平和祈念展示資料館 (総務省委託)