ドキュメンタリー「葫蘆島大遣返 日本人難民105万人引揚げの記録」


当時の数少ない記録写真や中国の協力による現地調査や関係者の証言をもとに、満州(現・中国東北部)に居留していた在留邦人105万人の引揚港となった葫蘆島を描いた作品。(102分)
製作・脚本・演出:国弘威雄 演出・編集:松井稔
写真:飯山達雄 監修:新藤兼人 ナレーター:久野綾希子
平成9(1997年)度作品 ©葫蘆島を記録する会

7月17日(火)・7月31日(火)・8月20日(月)
11:00/14:00

映画「私はシベリヤの捕虜だった」


映画カメラマンの実際の抑留体験をもとに、戦争終結後、シベリアで強制労働を強いられた主人公たちが過酷な労働、寒さ、飢えの日々を堪え忍び、帰国するまでを描いたセミドキュメンタリー映画作品。
長く存在が不明であったが平成25(2013)年に米国で発見された。(86分)
昭和27(1952)年公開 製作:シュウ・タグチ・プロダクションズ
監督:阿部豊・志村敏夫  ©TAGUCHI,Yasushi

7月18日(水)・8月1日(水)・8月21日(火)
11:00/14:00

アニメーション「猫は生きている」


戦時中、下町に住む野良猫の親子と、猫をかわいがる昌男。昭和20(1945)年3月10日、東京は容赦ない焼夷弾の雨に襲われ、昌男たちは火の海に取り残される。(75分)  昭和50(1975)年製作。
原作:早乙女勝元 脚本:高木一臣 監督:島田開
製作:「猫は生きている」製作普及委員会

7月19日(木)・8月2日(木)・8月22日(水)
11:00/14:00

映画「父と暮せば」


広島の原爆で父を亡くした美津江は、生き残った自分への負い目から、心惹かれる男性への思いを抑え込んでいた。そこへ亡くなった父の幽霊が現れる。
(99分)
平成16(2004)年劇場公開作品。
原作:井上ひさし 監督:黒木和雄 脚本:黒木和雄・池田眞也 出演:宮沢りえ 原田芳雄 浅野忠信 ©2004「父と暮せば」パートナーズ

7月20日(金)・8月3日(金)・8月23日(木)
11:00/14:00

ドキュメンタリー「ザ・ドキュメント 兄と弟­-満州 思い出の河へ」


戦争孤児となった兄と、中国残留日本人孤児の弟。戦争に翻弄された兄弟の人生を通して、戦争と人間について考える。(60分)
平成28(2016)年度文化庁芸術祭参加作品。
映像提供:関西テレビ
作品詳細(関西テレビHP):https://www.ktv.jp/document/161122.html

7月21日(土)
11:00

人形アニメーション「ながさきの子うま」


昭和20(1945)年8月、人間だけでなく動物たちも原爆の犠牲となった。
長崎の農家で生まれた一頭の子馬と、その母馬を描いた人形アニメ。(27分)
原作:大川悦生(新日本出版社刊) 監督:河野秋和
製作:翼プロダクション 企画・製作:山口逸郎
平成元(1989)年製作  ©翼プロダクション

7月23日(月)
11:00/14:00

ドキュメンタリー「行き先も、分からずに~20歳の初年兵、シベリア抑留の記憶~」


終戦後、ソ連に抑留され、モンゴル、ウクライナなどで約3年間の労働を強いられた近田明良さん。酷寒での野外労働や粗末な食事、多くの仲間を失った体験を語るドキュメンタリー。(37分)
平成29(2017)年製作。
企画:森田典子(福生市公民館松林分館) 撮影:森田剛(福生市秘書広報課)
撮影補助:根津正德(福生市秘書広報課)、森田剛(福生市秘書広報課)
構成・編集・監督:池田悟(福生市秘書広報課) 出演:近田明良、近田美江子

7月24日(火)・7月28日(土)
11:00

アニメーション「ビルマの竪琴」


収容所生活を経て日本へ帰国(復員)する兵士たちと、収容所生活を経て日本へ帰国(復員)する兵士たちと、帰国を断念した上等兵の姿を描いた作品のアニメ版。(47分)
原作:竹山道雄「ビルマの竪琴」(中央公論社 1948年刊)
昭和61(1986)年公開 ©NIPPON ANIMATION CO., LTD

7月25日(水)・8月7日(火)・8月28日(火)
11:00/14:00

映画「樺太1945年夏 氷雪の門」


敗戦間際の樺太にソ連軍が侵攻を開始し、8月20日真岡の町に上陸。
緊急の電話連絡を受信するため、職場にとどまった9人の女性電話交換手の悲劇を描いた作品。(120分)
原作:金子俊夫「北海タイムス連載 樺太1945年夏 樺太終戦記録」
昭和49(1974)年公開
監督:村山三男 出演:二木てるみ・岡田可愛・藤田弓子ほか
©「氷雪の門」上映委員会

7月26日(木)・8月8日(水)・8月29日(水)
11:00/14:00

アニメーション「対馬丸-さようなら沖縄-」


昭和19(1944)年8月22日、学童疎開船対馬丸は魚雷攻撃を受けて撃沈した。
一般人や学童1,458名が犠牲となった悲劇を描いた作品。 (75分)
昭和57(1982)年製作。
原作:大城立裕 演出:小林治 脚本:大久保昌一良・千野皓司
製作:対馬丸製作委員会

7月27日(金)・8月9日(木)・8月30日(木)
11:00/14:00

アニメーション「チョッちゃん物語」


黒柳徹子さんの母で、”チョッちゃん”こと黒柳朝さんの生き方をモチーフに描いた家族の愛の物語。(80分)
平成8(1996)年製作。
原作:黒柳朝 監督:ときたひろこ 脚本:朝倉千筆・ときたひろこ

7月30日(月)・8月13日(月)・8月31日(金)
11:00/14:00

映画「ソ満国境 15歳の夏」


1945年夏、敗戦によってソ連と満州の国境付近に置き去りにされた15歳の中学生たちの苦難と生きる力を描いた作品。(94分)
平成27(2015)年製作。
原作:田原和夫 監督:松島哲也 脚本:松島哲也・友松直之
製作:「ソ満国境 15歳の夏」製作委員会 出演:田中泯 夏八木勲
©「ソ満国境 15歳の夏」製作委員会

8月4日(土)  11:00
8月14日(火)11:00/14:00

人形アニメーション「おこりじぞう」


昭和20(1945)年8月6日の朝、広島の街は一瞬で焼け野原となり、笑顔のおじぞうさんが怒り顔に変わってしまった。原爆の悲劇を伝える人形アニメ。(28分)
原作:山口勇子(新日本出版社刊) 脚本:板谷紀之 監督:板谷紀之・河野秋和 企画・製作:山口逸郎 昭和58(1983)年製作
©翼プロダクション

8月6日(月)
11:00/14:00

ドキュメンタリー映画「葛根廟事件の証言」


終戦の前日、満州の葛根廟でソ連軍の攻撃を受け、1,000 名以上の民間の日本人が虐殺された事件について、生存者や遺族、関係者の証言から、
その全容を辿る。(74分)
平成29(2017)年製作。監督・製作:田上龍一
「映文連アワード2017」企画特別賞受賞、「福岡インディペンデント映画祭2018」最優秀ドキュメンタリー作品。

8月16日(木)
11:00/14:00

アニメーション「キクちゃんとオオカミ」


昭和20(1945)年の満州(現・中国東北部)からの引揚げ途中、病気のため置き去りにされた少女と、少女を救った一匹のオオカミの交流を描いた作品。(45分)
原作:野坂昭如の戦争童話集「年老いた雌狼と女の子の話」
平成20(2008)年公開 ©ケイツー/シンエイ

8月27日(月)
11:00/14:00

平和祈念展示資料館 (総務省委託)