1945(昭和20)年8月、日本が植民地支配をしていた朝鮮半島は、アメリカとソビエト連邦によって分割占領されました。しかし、その場所にはまだ多くの民間の日本人が取り残されていました。終戦後、彼らがたどった苦難の道程と、帰還のために尽力した人々の姿を、「記憶」と「記録」という側面から見つめます。あわせて、米国国立公文書館に残る記録資料と、帰国した引揚者を迎えた引揚援護局が果たした役割を紹介します。
戦後80年を迎えた今夏、数々の困難を乗り越え引き揚げた人々に思いを馳せていただく機会となれば幸いです。
◆チラシPDF版はこちら
日 時 | 2025年7月15日(火)~10月13日(月・祝) 前期:7月15日(火)~8月31日(日)、後期:9月2日(火)~10月13日(月・祝) 9:30~17:30 (入館は17:00まで) 休館日:毎週月曜日(祝日の場合はその翌日、ただし8月12日(火)は開館) |
会 場 | 帰還者たちの記憶ミュージアム 企画展示コーナー |
関連イベント (予約不要 参加無料)
※先着入場順で満席になり次第、ご案内を終了いたします。 ※都合によりプログラムが変更になる場合がございます。
■専門家による講演会■
各日14:00~(約60分) 会場:ビデオシアター
7月26日(土) 「マッカーサーと朝鮮」
増田弘(立正大学名誉教授、帰還者たちの記憶ミュージアム館長)
8月24日(日) 「朝鮮半島からの帰還と引揚援護」
加藤聖文(駒澤大学文学部歴史学科教授)
9月7日(日) 「米軍が見た帝国解体と日本の在外財産ー戦後日韓関係の出発点」
浅野豊美(早稲田大学政治経済学術院教授)
■体験者による語り部お話し会[ライブ中継]■
7月20日(日)、8月11日(月・祝)、9月21日(日)
各日14:00~(約60分)
リモートで語り部と当館ビデオシアターをつなぎ、ライブ方式でお話し会を開催します。
※語り部はリモート出演となります。
■ギャラリートーク■
7月20日(日)、8月17日(日)、9月21日(日)
各日13:00~(約30分) 会場:企画展示コーナー