平和祈念展示資料館では、第二次世界大戦における、兵士、戦後強制抑留者、海外からの引揚者の労苦について、国民の理解を深めるための活動の一つとして、他館と連携した交流展を行っています。この度は、兵庫県の姫路市平和資料館との交流展を開催いたします。

姫路市は、昭和20(1945)年6月と7月の二度にわたる大きな空襲により、500名を超える尊い命が失われ、5万5千人以上の人々が罹災しました。空襲で市街地は焦土と化しましたが、姫路城は奇跡的に戦火を免れます。焼け跡にそびえる姫路城は、戦争で憔悴した人々にとって希望の灯となりました
終戦後、姫路のまちはめざましい復興を遂げました。昭和31(1956)年には、太平洋戦争による全国の空爆犠牲者を追悼するために、姫路城の南西約2.5kmの手柄山山頂に慰霊塔が建立されました。この慰霊塔は地中に突き刺した剣の形をしており、未来へ向けた不戦の誓いを表しています。

本展では、姫路空襲と、戦災復興のシンボルとなった姫路城、そして平和の象徴である手柄山慰霊塔をご紹介します。

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日 時2021年9月7日(火)~10月31日(日)
9:30~17:30 (入館は17:00まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)
会 場平和祈念展示資料館 企画展示コーナー
姫路市平和資料館
姫路市が行っている「平和都市宣言」「非核平和都市宣言」に基づき、戦争の惨禍と平和の尊さを後世に伝え、平和な社会の発展に寄与するため、空襲に視点を置いた資料館として設立されました。
所在地:兵庫県姫路市西延末475 番地(手柄山中央公園内)
■■特別公開■■
局地戦闘機「紫電改」の風防を展示します。東京では初の展示となります。
姫路第十師団司令部
高橋秀吉コレクション/所蔵:兵庫県立歴史博物館
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擬装された姫路城(爆撃の標的にならないよう黒い網がかけられている)
高橋秀吉コレクション/所蔵:兵庫県立歴史博物館
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空襲後の姫路(白銀町から北望)
高橋秀吉コレクション/所蔵:兵庫県立歴史博物館
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大手前通り開通式(昭和30年2月)