生涯をかけて描き続けた平和へのメッセージ。

近年、注目を集めている画家、四國五郎(1924-2004)。
彼は、3年間のシベリア抑留を経験しました。栄養失調と酷寒のなかでの重労働で体を壊しますが、療養中の病院で得意な絵が認められ、壁新聞や雑誌の表紙、挿絵に腕を振るいます。
1948年に帰国後、広島に復員し弟の被爆死を知り、これをきっかけに、平和を望む彼の創作活動が始まります。
記憶が薄れないうちにと描いた1000ページにも及ぶ「わが青春の記録」。原爆詩人の峠三吉との共作「辻詩」。平和を祈念する数々の「母子像」。さらに、67歳にして参加したシベリア墓参・慰霊の旅を契機に描き始めたシベリア抑留の油彩や水彩など、生涯にわたって平和のための創作活動に命を燃やし続けました。

※11月11日(月)の休館日に、一部展示替えを行います。

◆チラシPDF版はこちら

日 時2019年10月1日(火)~12月27日(金)
9:30~17:30 (入館は17:00まで)
休館日:毎週月曜日  (月曜日が祝日の場合は火曜日)
会 場平和祈念展示資料館 企画展示コーナー

関連イベント(参加無料・予約不要)


■企画展関連講演会■
ビデオシアターにて、企画展に関連した講演会を行います。

父・四国五郎の芸術活動を語る
 講師:四國光(四國五郎氏長男)
 日時:10月6日(日)14時~15時

四國五郎とシベリア抑留
 講師:小林昭菜(多摩大学専任講師)
 日時:11月16日(土)14時~15時

■ギャラリートーク■
学芸員による展示解説を行います。
 日時:10月5日(土)、11月16日(土)、12月7日(土)
 各日13:00~(約30分)

フルムリ地区207分所 1946年2月伐採作業
(11月10日まで展示)
陶板 伐採・休憩
(11月10日まで展示)
署名する母子(11月10日まで展示)

1946年埋葬者を運ぶ私を写生する
1993年の私(11月12日より展示)
手製のリュックサック
影(11月12日より展示)