小柳次一(1907~1994)は、昭和13(1938)年から終戦までの長期にわたって、陸軍嘱託の従軍カメラマンとして活躍しました。今回の企画展では、写真だけではなく小柳という人物に焦点を当て、その人となりを取り上げます。従軍日記と関連する同時期の写真、愛用のカメラ、バルナック・ライカの同型機、画家の向井潤吉、兵隊小説で知られる作家の火野葦平らとの交友関係、戦後の戦没者遺族との交流などを紹介します。
そして、写真がいつ・どこで・何を・何のために・どうやって撮影されたのか、その歴史的意味に迫ります。

日 時平成30年6月5日(火)~9月2日(日)
9:30~17:30(入館は17:00まで)
休館日:6/11(月)、6/18(月)、6/25(月)
    7/2(月)、7/9(月)、8/26(日)
会 場平和祈念展示資料館 企画展示コーナー

※会期中に一部展示資料の入替えを行います。

関連イベント


■ギャラリートーク■
学芸員による展示解説を行います。企画展の見どころや、展示資料のエピソードを紹介します。
日時:6月16日(土)、7月15日(日)、8月5日(日)、8月25日(土)
いずれも13:00~(約40分)

戦地での小柳
小柳の従軍日記
小柳が撮影した素顔の兵士
小柳が使用したものと同型のライカ
平和祈念展示資料館 (総務省委託)