毎月第3日曜日は語り部お話し会

帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館)では、語り部を通して、さきの大戦における体験者の労苦を伝えるため、
毎月第3日曜日に「語り部お話し会」を開催しています。

戦後80年を迎えた本年、戦争体験者から直接お話しを聞くことは日を追うごとに難しくなっています。
当館は、体験者の証言を未来へ繋ぐため、新しい語り部お話し会の形を模索しています。
今回は、その試みとして、俳優の榊原奈緒子さん(劇団キンダースペース)が労苦体験手記『平和の礎』を基にした一人芝居「花模様の着物を着て逝った芳子」を演じます。

日 時2025年8月17日(日)
14:00~ (約40分)
場 所帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館) ビデオシアター
参加費無料

一人芝居「花模様の着物を着て逝った芳子」■
敗戦の混乱のなか、満洲(現・中国東北部)から日本へ引き揚げる途上で、ある言葉を残して4歳の娘は亡くなった…。我が子の手を取りながら、命がけの逃避行を体験した母親の手記を、劇団キンダースペース制作による一人芝居として上演します。

原作:大島一恵(『平和の礎』選集5所収)
出演:榊原奈緒子(劇団キンダースペース)
演出:原田一樹(劇団キンダースペース)

榊原奈緒子

※都合により、変更がある場合がございます。
※次回の語り部お話し会は、2025年9月21日(日)です。

平和祈念展示資料館 (総務省委託)