アニメ「キクちゃんとオオカミ」


昭和20(1945)年の満州(現・中国東北部)からの引揚げ途中、病気のため
置き去りにされた少女と、少女を救った一匹のオオカミの交流を描いた作品。
原作は野坂昭如作、戦争童話集「年老いた雌狼と女の子の話」。(45分)
平成20(2008)年公開 ©ケイツー/シンエイ

  • 4月29日(土・祝) 11:00~

アニメ「ぼくの防空壕」


戦争が激しくなり、家の床下に父親が造った防空壕。
出征した父親を想う少年を描いたアニメ作品。
野坂昭如原作の戦争童話集より。(45分)
原作:野坂昭如 画:黒田征太郎(戦争童話集 NHK出版刊)
脚本・監督:竹内啓雄
平成17(2005)年製作 ©ケイツー/シンエイ

  • 4月30日(日) 11:00~

ドキュメンタリー「語らずに死ねるか!無名の元兵士たちの声」


これまで沈黙を守ってきた旧日本軍の元兵士たちが自らの戦争体験を
語り始めた。
「戦場体験を何とか遺したい」「自分の体験を子どもや孫たちに語り
継がなくては」そう考えている元兵士の声のドキュメント作品。(45分)
製作:吉丸昌昭 監督:長尾栄治
平成21(2009)年製作 ©ユニモト

  • 5月2日(火) 11:00~

ドキュメンタリー「慟哭の証言」


留萌沖で樺太からの引揚船、「小笠原丸」「第二新興丸」「泰東丸」がソ連
潜水艦の攻撃を受けた「三船殉難事件」。
関係者たちの証言を中心に、事件の真相に迫るドキュメンタリー。(70分)
平成7(1995)年製作 ©「慟哭の証言」製作委員会

  • 5月2日(火) 14:00~

アニメ 「おかあちゃんごめんね」


昭和20(1945)年7月10日、大阪の古い町、堺を襲った空襲。爆弾が雨のように降ってくる中、炎にまかれた親子の悲劇を描いた人形アニメ作品。(26分)
原作:早乙女勝元(草土文化刊) 脚本:板谷紀之 監督:河野秋和 
企画・製作:山口逸郎
昭和60(1985)年製作 ©翼プロダクション

  • 5月3日(水・祝) 11:00~

アニメ 「おこりじぞう」


昭和20(1945)年8月6日の朝、広島の街は一瞬で焼け野原となり、笑顔の
おじぞうさんが怒り顔に変わってしまった。原爆の悲劇を伝える人形アニメ。(28分)
原作:山口勇子(新日本出版社刊)より 脚本:板谷紀之 
監督:板谷紀之・河野秋和 企画・製作:山口逸郎 
昭和58(1983)年製作 ©翼プロダクション

  • 5月4日(木・祝) 11:00~

アニメ「ながさきの子うま」


昭和20(1945)年8月、人間だけでなく動物たちも原爆の犠牲となった。
長崎の農家で生まれた一頭の子馬と、その母馬を描いた人形アニメ。(27分) 原作:大川悦生(新日本出版社刊) 監督:河野秋和
製作:翼プロダクション 企画・製作:山口逸郎 
平成元(1989)年製作 ©翼プロダクション

  • 5月5日(金・祝) 11:00~

アニメ「小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話」


昭和20(1945)年戦争末期、海軍に所属した少年兵と、少年を救助したクジラが登場するアニメ作品(45分)
原作:野坂昭如の戦争童話集「小さい潜水艦に恋をしたでかすぎる
クジラの話」少年を救助したクジラが登場するアニメ作品(45分)
平成16(2004)年公開 ©ケイツー/シンエイ

  • 5月6日(土) 11:00~

ドキュメンタリー「ひいらぎ」


ウズベキスタンで日本人抑留者資料館を私費で運営しているジャリル・
スルタノフ氏が製作。当時の様子を知る人々の証言を交え、
抑留者について調査したドキュメンタリー。(50分)
平成15(2003)年製作 ©AYA 協力:日本ウズベキスタン協会
関連参考図書:
「日本兵捕虜はシルクロードにオペラハウスを建てた」(角川書店)

  • 5月6日(土) 14:00~

アニメ「お星さまのレール」


女優小林千登勢さんの実体験にもとづく物語で、昭和15(1940)年から昭和21(1946)年まで、朝鮮半島を舞台に主人公チコの目を通して、植民地時代から敗戦、そして進駐軍監視下の生活から日本への引揚げの体験を綴った作品。(76分)
平成5(1993)年製作 ©T&テレフィルム

  • 5月7日(日) 11:00~
平和祈念展示資料館 (総務省委託)