戦後80年を迎えた本年、帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館)と二松学舎大学が、戦争体験の記憶を若い世代が発信し、未来へと繋げて行くことを目的とした合同展を開催します。
 南方での兵士たちの戦争体験に焦点を当てた本展では、彼らが従軍先で描いた水彩画やスケッチ、南方抑留をテーマに二松学舎大学文学部歴史文化学科 林英一准教授のゼミナールの学生が制作した「南方抑留かるた」などを紹介します。また、2025年12月5日(金)全国公開のアニメ映画『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』の作品世界を紹介するパネル展示も行います。講演会や映像上映などのミニイベントも開催します(詳細は後日掲載します)。

◆チラシPDF版はこちら

ミニイベント (予約不要 参加無料)


林英一准教授の講演会やギャラリートーク、映像上映などを予定しています。
詳細は後日掲載します。

関連企画


戦後80年 帰還者たちの記憶ミュージアム企画展
■「兵士たちの目線 南方で描かれた記憶」■
2025年10月15日(水)~2026年1月18日(日)

9:30~17:30 ※入館は17:00まで
帰還者たちの記憶ミュージアムでも、南方に赴いた兵士に関する展示を行います。

帰還者たちの記憶ミュージアム × 二松学舎大学 合同展「私たちが伝える戦争 南方へ従軍した兵士たちの記憶」と 帰還者たちの記憶ミュージアム企画展「兵士たちの目線~南方で描かれた記憶」の2会場をめぐると、オリジナルグッズがもらえます!
グッズ受け取りには、当館あるいは合同展会場で配布される引換券が必要となります。ぜひご参加ください!
帰還者たちの記憶ミュージアム所蔵の南方で従軍した
兵士たちが現地で描いた水彩画
「マナム島」©満川元行
シンガポールやインドネシアなどに滞在した画家・石津博典氏が
戦地で描いたスケッチ
「中部二十三部隊 羽山」©石津博典
南方抑留を体験した平林和夫氏の短歌集「残響」をもとに林ゼミ
の学生が制作した「 南方抑留かるた」
パラオ南西部のペリリュー島での戦いを描いたマンガ『ペリ
リュー ―楽園のゲルニカ―』が映画化(配給:東映)。若者たちが狂
気の戦場で過ごした物語を紹介するパネルを展示。
©武田一義・白泉社/2025「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」製作委員会

平和祈念展示資料館 (総務省委託)