平和祈念展示資料館で活動する語り部が、シベリアでの過酷な抑留体験について語ります。

西倉勝(にしくらまさる)さん


「シベリアで3年の厳しい強制労働を耐え忍んで」
  ●3月18日(日)  14:00~

■■プロフィール■■
大正14(1925)年5月、新潟県生まれ。
昭和20(1945)年1月に現役兵として出征、朝鮮北部とソ連との国境付近に配属される。
終戦後、ソ連軍により武装解除され、コムソモリスクで抑留生活を送る。
抑留中、土木工事、製材工場、伐採作業、住宅建設、農作業等、
様々な労働に従事。
昭和23(1948)年7月、ナホトカから京都府の舞鶴港に復員。

牛窪剛(うしくぼつよし)さん


「懲罰隊に入れられて鉄道敷設工事作業」
  ●3月25日(日)  14:00~

■■プロフィール■■
大正14(1925)年8月、神奈川県生まれ。
昭和20(1945)年1月、新発田連隊に入隊後、朝鮮・会寧の第75連隊に配属。
終戦後、ソ連軍により武装解除され、シベリアのホルモリンで抑留生活を送る。
抑留中、森林伐採作業のほか、鉄道敷設作業に従事。
政治経済講習所で4ヶ月間教育される。
昭和23(1948)年6月、ナホトカから京都府の舞鶴港に復員。

山田治男(やまだはるお)さん


「シベリア・ブラゴエシチェンスクでの3年間の体験」
  ●4月8日(日)  14:00~

■■プロフィール■■
大正14(1925)年9月、三重県生まれ。
昭和20(1945)年2月、関東軍第4軍135混成旅団黒河璦琿部隊へ入隊。
8月9日にソ連軍が侵攻し、18日までソ連戦車隊と交戦。
その後、孫呉にて武装解除され、ブラゴエシチェンスクで抑留生活を送る。
抑留中、荷物の積み下ろし、農作業等に従事。
昭和23年6月、ナホトカから復員船・信濃丸にて京都の舞鶴港に復員。

平和祈念展示資料館 (総務省委託)